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窓から逃げた100歳老人 ヨナス・ヨナソン [作家やらわ行]

窓から逃げた100歳老人
著者: ヨナス・ヨナソン
訳: 柳瀬尚紀
出版社: 西村書店
価格: ¥ 1,620
発売日: 2014/06/24


100歳の誕生日、
アランは老人ホームの窓から逃げ出した。

途中、いただいたスーツケースには、莫大な大金が・・。
その大金と共に、バスに乗り、
辿り着いた先から、様々な事件が重なり、
警察に追われる身となるも、
淡々とマイペースで、進む先で出会う者たちも
常識からかけ離れ・・。

人生、なるようになる。

アランが生きてきた100年は、
名立たる歴史的人物たちのもと、
陰の功労者たる活躍ぶりで、
嘘まみれの中、スルスルと生き延びてきた。

爆弾づくりの専門家のアラン。
数々の歴史的事件の裏にアランあり・・。

数奇な人生。

苦難と思える出来事も、
稀なる強運が援護し、
上手く事が進んでいく。

あまりのぶっ飛びに、
周りの能天気さに、
アランの強運に、
すべてに完敗です。





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ロバのサイン会 吉野万理子 [作家やらわ行]

ロバのサイン会
著者: 吉野万理子
出版社: 光文社
価格: ¥ 1,512
発売日: 2016/03/17


動物目線から、人間社会を観る。

CMや、ドラマで活躍するネコ。
人間の言葉や思惑、なんでも理解している。
人間も動物も生物として、同じなのである。

オウムやイヌ、ロバ、イルカ、シカ、そして蝶・・・。

生と死。
死の受け入れ方は、人間よりもとても自然。
生物の定めを、前向きに受け入れている。

人間たちの慌ただしい世界を、
今も昔も、じっと見続けている。



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サーカスナイト よしもとばなな [作家やらわ行]

サーカスナイト
著者: よしもとばなな
出版社: 幻冬舎
価格: ¥ 1,620
発売日: 2015/01/21


動かないさやかの親指。

重ねてきた日々は、波乱に満ちていた。

娘のみちるの父・悟はもうこの世に居ない。

信頼のおける義父母。

さやかの周りには、いつも愛情があった。


人のつながりは、ご縁という絆で結ばれている。

恋人だった一郎が、今のさやかの家に昔、住んでいた。

庭に埋められたもの。

引き寄せられた運命。

亡くなった一郎のお母さんの願いが、

2人を再び出会わせた。



幼くして両親共に亡くしたさやか。

流れに任せ、取り巻く色々な感情と共に、生きてきた。

この親指の事件の時も、自分の意志のままの行動だった。


そして、人の優しさから、逃げた。




再び動き出した人生の舟。

導かれた運命にしたがって、

ゆっくりゆっくり、漕いで行こう。









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店長がいっぱい 山本幸久 [作家やらわ行]

店長がいっぱい
著者: 山本幸久
出版社: 光文社
価格: ¥ 1,620
発売日: 2014/11/14


親子丼ならず豚と卵の他人丼。

名付けて「友々丼」

チェーン店「友々家」として、多数展開している。


全国各地にあるの友々家を持つ各店長たち。

それぞれの背景や思いを胸に、

日々「友々丼」を提供し続ける。

周りのスタッフや、客、そして、経営体制・・。

皆、悩みを抱えながら働いている。


本部のキャリアウーマン霧賀は、

全国各地の橋渡しとして絶大の信頼を置かれていた。

一方の社長は・・。

ダメダメのレッテルを貼られ、自暴自棄状態。

しかし、ある店にお忍びで修行したことで、

根本からたたき上げられ、人として成長する。

母であり創業者である会長にも、

忘れられない過去が・・・・。


「友々家」に携わる人たち、

それぞれの奮闘記。


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本屋さんのダイアナ 柚木麻子 [作家やらわ行]

本屋さんのダイアナ
著者: 柚木麻子
出版社: 新潮社
価格: ¥ 1,404
発売日: 2014/04/22


ダイアナは「大穴」と書く。

行方知れずの父親が、競馬好きだったという。

ダイアナは、何もかも否定的だった。

名前も変えたかった。

そんな孤独なダイアナに、光を与えてくれた彩子。

恵まれた環境に育ち、何不自由なく暮らしている。

自分にないものに、お互い惹かれあい、

親友になった。

しかし、ある誤解がきっかけで、

二人は中学を境に会わなくなる。


大学生になった彩子。

書店で働き始めたダイアナ。

全く違う環境で、二人は成長していく。



大人への第一歩。

周りとの調和。

しかし、自分を強く持ち、偽らない。

その壁を乗り越えた先には、

心穏やかな真実が待っている。


変わらない友情。

赤毛のアンとダイアナのように。

お互いに支え続ける関係は、

色々な経験をし、

自らの「呪い」が解けた時、

再び、幕を開ける。


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キッチンぶたぶた 矢崎存美 [作家やらわ行]

キッチンぶたぶた (光文社文庫)
著者: 矢崎存美
出版社: 光文社
価格: ¥ 555
発売日: 2010/12/09


最近、目に留まった文庫です。

ぶたぶたさんシリーズは、たくさんあって、

「ぶたぶた日記」「ぶたぶたの食卓」「ぶたぶたのいる場所」

「ぶたぶたと秘密のアップルパイ」「訪問者ぶたぶた」

「再びのぶたぶた」・・・などなど。

最新が「ぶたぶたのおかわり! 」です。


何とも奇想天外なお話。

この「キッチンぶたぶた」のみ読んだので、

それまでのぶたぶたさんの経歴はわからないのですが、

短編ごとの主人公同様、ビックリしました。


色々な人が、様々な思いを持つ。

当たり前のようだが、その人によって重要度が違う。

引き付けられるように、辿り着く場所、

それが「キッチンやまざき」

ぶたぶたさんのお店だ。

食べると、幸せな気分になるような不思議な温かさ。

ぶたぶたさんの人柄(豚柄?)も、大いに作用して、

ぶたぶたさんの周りはいつも笑顔になれる。


そう、バレーボールのような体形で、点目で、ピンク色。。

・・・ぶたぶたさんは、ぶたのぬいぐるみ?!


でも、笑いかけたり、大人の男性の声でしゃべったりする。


サウナで、体を乾かすって(○゜ε゜○)プププー


ほっこりできる物語です♪



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花のベッドでひるねして よしもとばなな [作家やらわ行]

花のベッドでひるねして
著者: よしもとばなな
出版社: 毎日新聞社
価格: ¥ 1,296
発売日: 2013/11/27


私は、捨て子だった。

でも、拾ってくれた両親から、

十分すぎる愛情を注がれ、

とても幸せに暮らしている。


隣には昔、おばあさんが住んでいて、

不気味で近寄りがたい黒屋敷と言われていた。

今は、誰も住んでいない。


しかし、昔の友人の野村君が、

その黒屋敷の土地を買い、住むという。

野村くんは、妻を失い、サンフランシスコから戻ってきた。


わたしは、夢をみる。


亡くなった野村くんの奥さん・・。

たくさんのうさぎ・・。


血はつながっていないが、

おじいさんには、不思議な力があった。

説明のつかない感覚は、

わたしにもあるのか。


夢と現実の間で、

不安と安堵を体験し、

現実のありがたさや幸福を実感する。


良いこと、悪いこと、同じだけある。


生きる喜びを実感する。



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足みじかおじさんの旅 あきらめないで  やなせたかし [作家やらわ行]

足みじかおじさんの旅 あきらめないで (やなせたかしのおとなのメルヘン)
著者: やなせたかし
出版社: 新日本出版社
価格: ¥ 1,512
発売日: 2011/05


アンパンマンの生みの親であるやなせさん。


「あしながおじさん」ならぬ、「足みじかおじさん」は、

現実と非現実の中間を往復する

影のような存在で、

ごく初歩的な救助の仕事をしています。


人生、何かにつまずいた時、

助けてほしい時、

ちょっとした後押しが欲しい時、

そっと静かにやってきて、そっと助ける。


時にはシビアに、

時には、優しく温かく、

時には、何もせず見守る・・・。


静かに心に吹きこむ風。

気持ち新たに、活気づける風のような

存在。


深呼吸してみよう。

足みじかおじさんが、助言をしてくれるかも。



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伊藤くん A to E  柚木麻子 [作家やらわ行]

伊藤くん  A to E
著者: 柚木麻子
出版社: 幻冬舎
価格: ¥ 1,404
発売日: 2013/09/27


伊藤誠二郎の周りにいる5人の女性たち。

彼に抱く思いは、様々だが、

報われない気持ちは、共通する。


顔とルックスだけは良く、

自意識過剰で、無神経、自分だけ安全な所に居て、

周囲の人を傷付け続ける。


痛い、とても痛い。




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93番目のキミ 山田悠介 [作家やらわ行]

93番目のキミ
著者: 山田悠介
出版社: 文芸社
価格: ¥ 1,155
発売日: 2013/04/18


久しぶりに山田氏の小説を読みました。

「リアル鬼ごっこ」から7~8作品読みましたが、

いずれも後味が悪く、消化しきれない感じが残りました。

しかし、その違和感と、文体の読みやすさで、

何冊も手にとっていたのですが・・。


今回の作品は、ひと味もふた味も違いました。

ここ最近、読んでいなかったので、

どういう変化を辿ったのかはわかりませんが、

「93番目のキミ」は、普通の小説です。

多少、マニアっぽさはありますが、

ラストに、救いがあります。


後味は、悪くありません。。。


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