So-net無料ブログ作成
メッセージを送る
作家あ行 ブログトップ
前の10件 | -

感染夢 明野照葉 [作家あ行]


感染夢 (実業之日本社文庫)

感染夢 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 明野 照葉
  • 出版社: 実業之日本社
  • 発売日: 2011/06/04
  • メディア: 文庫



ずっと気になっていた作家さんの一人、
明野さんの作品を読みました。

ホラーものです。
怖いです。
ラストの余韻が、更なる恐怖を与え、
ムズムズ感が残ります・・。



謎の悪夢から始まり、
実際に起こる狂気な事件。

精神が徐々に追い詰められ、
自制が効かなくなる。

破滅へと導く怨念は、
はるか遠く昔、
ある地域で起きた忌まわしい出来事からのもの。

祠が壊され、封印が解かれた今、
当時の村民の血を受け継ぐものに、
禍が襲いかかる。

現代に生きる子孫たちは、
身に迫る恐怖と闘いながら、
無念な死を遂げた女性を弔うべく、
立ち向かう。


平穏な生活は、取り戻せるのか。






nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

トラップ・ハウス 石持浅海 [作家あ行]


トラップ・ハウス (光文社文庫)

トラップ・ハウス (光文社文庫)

  • 作者: 石持 浅海
  • 出版社: 光文社
  • 発売日: 2014/11/12
  • メディア: 文庫



以前、「ブック・ジャングル」を読み、
ハラハラドキドキした記憶があります。
少しぶっ飛びな展開のミステリーで、
残酷で笑えないけれども、
ゲーム感覚が漂う、
そんな重いようで軽い不思議な作風です。


脱出不可能になったトレーラーハウス内で

次々に起こる謎。

楽しいはずの大学卒業旅行が一転、

悪夢と化す。


一人が死亡、二人が失神と不吉さが増す中、

他は画鋲での怪我や告知ボヤなど、

何か腑に落ちない点も見られる。


1時間ごとに鳴る目覚まし時計。

そこに隠された罠と、意味深な内容の紙。

犯人の目的は何なのか。

犯人は、誰なのか。。





nice!(12)  コメント(0) 
共通テーマ:

錆びた太陽 恩田陸 [作家あ行]


錆びた太陽

錆びた太陽

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/03/21
  • メディア: 単行本



多岐にわたる創作で、

ジャンルを問わない恩田氏。

未来への警告を含みながら、

現代人のあるべき姿を知らしめる小説。


原発事故で汚染された地域。

人間は踏み込んではならない地。

巡回するロボットたちが目の当りにするこの地は、

かつての人間がゾンビ化した生命体や、

巨大化した多尾の猫、

帯電し、刺激で爆発する大きな球体などがある、

危険な地として、封鎖されていた。


そこに現れた国税庁から来たという若い女性・財前徳子。

唯一人間である彼女の真の目的は・・。


ある日、封鎖されたこの地を、

核廃棄物置き場として活用しようと企む政府の陰謀を

彼らは知ることとなる。


ロボットであるボスをはじめとする面々と、徳子、

更なる犠牲を出さず、事を収束させるために、

ある計画を実行する。






nice!(14)  コメント(0) 
共通テーマ:

代償 伊岡瞬 [作家あ行]


代償 (角川文庫)

代償 (角川文庫)

  • 作者: 伊岡 瞬
  • 出版社: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: 文庫



気になっていた作家の一人、伊岡瞬さん。

この度、初めて読みました。

ハラハラ、ドキドキでした。

先々、こうなるだろうと、匂わし感が強く、

やっぱりこうなった・・ではなく、

ああ、ならないでほしかった・・の連発で、

緊張感があります。


人を陥れるのが快感であるサイコパス的な達也に、

子どもの頃から振り回されてきた圭輔。


数々の卑劣な事をしながらも、

自らは、手を汚さず、他人をコントロールする。

根っからの悪党である達也が、

言葉巧みに、だます手口は天才的だった。


先々まで頭に描いたシナリオを

淡々とこなしていく。

全て自らの欲求を満たす為だけに。

人を人と思わない。


昔、圭輔の家が火事になり、両親が死んだ件も、

達也によって仕組まれた事だったのか。

自責の念を持つ圭輔の心情を利用していく。

大人になってからも、執拗に圭輔を陥れようとする。

弁護士になった圭輔に、自分の弁護を頼む達也。

その目論見は、卑劣そのものだった。


達也の罪を明るみにし、代償を払ってもらう為に、

圭輔は、昔からの唯一の友である寿一と共に、

悪事の真相に迫る。







nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

アキラとあきら 池井戸潤 [作家あ行]


アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきら (徳間文庫)

  • 作者: 池井戸潤
  • 出版社: 徳間書店
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 文庫



池井戸潤ワールドにまたしても引き込まれました。

WOWOWでドラマ化もされたこの小説、
10年程前に書かれたもので、この度文庫で初出版。
手に汗握る展開に、700ページを超える長編ですが、
ついつい夜中まで読み続けてしまいました。


父の会社の倒産を経て、
世間の厳しさを見てきた山崎瑛と、
大手東海郵船の御曹司の階堂彬。

お互いに与えられた宿命。

進んでいく道が、重なった時、
その力は、強大になる。


立ち向かい乗り越えてきた苦悩は、
最大の能力と化し、最高のバンカーとして、手腕を発揮する。

お互いに、稀な能力を持ち、数字を読み、先を読む。


産業中央銀行に採用された彬と瑛。
その優秀さは新人研修の融資戦略対決で伝説となっていた。


「金は、金の為に貸すな、人のために貸せ」


バンカーとして働いていた矢先、
彬の父が倒れ、順風満帆だった東海郵船に暗雲が漂う。
叔父2人との確執、優秀な父への昔からの対抗意識は、
グループ会社としての亀裂を生むものだった。
叔父たちの無謀な投資における損失は多大なものとなり、
父なき今、弟の龍馬を社長に担ぎ上げ、連帯保証を結ばせ、
親会社の東海郵船にも危機が迫っていた。

彬は銀行を辞め、東海郵船の社長となる。

会社、そして大勢の従業員と家族を守る為に、
古巣である産業中央銀行、
そして最も信頼のおける同期・瑛と共に、
解決策を模索する。






nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

失われた地図 恩田陸 [作家あ行]


失われた地図

失われた地図

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/02/10
  • メディア: 単行本



今、踏みしめている地に、

誰が、過去の歴史を思い浮かべるだろうか。

幾年もの時を刻み、

人々の様々な思いを宿しながら、

現代が成り立っている。


かつて、日本各地で繰り広げられた

悲惨な殺し合い。

時の経過と共に、

記憶の奥深く、闇の奥深くに、

押し込まれた事実。


「裂け目」から溢れ出る怨念は、

「グンカ」として姿を現す。


立ち向かう力を持つ、

現代を生きる者に、

与えられた定めは、

「裂け目」を縫い、

狂暴化した者たちと闘い、

強大な無念の思いを押し止める事.


そして、力を持つ二人から生まれた子。

これから先、彼の担う役目とは・・・。






nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

図書室の海 恩田陸 [作家あ行]


図書室の海 (新潮文庫)

図書室の海 (新潮文庫)

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社: 新潮社
  • 発売日: 2005/06/26
  • メディア: 文庫



恩田ワールド炸裂の短編集。

中でもインパクトがあった話は、
「春よ、こい」
時間怪談をテーマにして書かれたとの事。
パラレルワールドの世界。
なんとも怖いお話。


六番目の小夜子」の番外編の「図書室の海」は、
鍵を持つだけの年の話。
関根秋の姉・夏のエピソードです。


他、「夜のピクニック」の予告編として書かれたものや、
「麦の海に沈む果実」の理瀬の幼少時代の話など
盛り沢山の本です。




nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:

終わりなき夜に生まれつく 恩田陸 [作家あ行]


終りなき夜に生れつく

終りなき夜に生れつく

  • 作者: 恩田 陸
  • 出版社: 文藝春秋
  • 発売日: 2017/02/20
  • メディア: 単行本



夜の底は柔らかな幻」←感想のスピンオフ短篇集。
独特な異世界ファンタジーへの入り口。
これだけ読むと、わからない点が多いかもしれません。
あわせて、「夜の底は柔らかな幻」をおすすめします。



特殊能力「イロ」を持つ者たち。

残虐な殺人者となる彼らの過酷な過去。

不審な力の存在を確かめようと、

一連の殺人事件を追う記者が見たものは。。。



入国管理官になる為に、

葛城に課された試練は、

心身共に破壊されるがごとく、

想像を絶するものだった。



すべて、「在色者」であるが所以の運命。

力は、限りない夜を超え、

はるか先へと続く。

強力な進化を遂げながら・・。







nice!(15)  コメント(0) 
共通テーマ:

六番目の小夜子 恩田陸 [作家あ行]





恩田陸さんの作家デビュー作。
第3回日本ファンタジーノベル大賞
最終候補作にもなった作品です。
謎が、怖さを引き立てます。



代々、学園に伝わる奇妙な習わし。

三年に一度、サヨコになる者が伝統を受け継ぐ。

転校生として学園に津村沙世子が来たのは偶然か。


渡された鍵は、サヨコとして選ばれた証。

2つの鍵の謎。

今年は、「六番目の小夜子」が開催される。


楽しいはずの学園生活に、

突然、姿を現す漆黒の闇。

抗えない力が、存在する。


誰も、触れてはいけない。









nice!(17)  コメント(0) 
共通テーマ:

蜜蜂と遠雷 恩田陸 [作家あ行]

蜜蜂と遠雷
著者: 恩田陸
出版社: 幻冬舎
価格: ¥ 1,944
発売日: 2016/09/23


第156回直木賞、2017年本屋大賞、W受賞作品。

さすがです。凄いです。



臨場感あふれる突き抜けた空気感。

楽曲の背景に、広大な情景と、

高まりの先にある極地を見る。

選ばれた者たちの、与えられた使命。

繊細だが、大胆な、最高の音楽の解放。


芳ヶ江国際ピアノコンクール。

尊大なる音楽家ホフマンが送った「ギフト」は、

彼が一目置いた存在である「風間塵」。

各地を移動する養蜂家の子である。


かつての天才少女。

母の死後、ピアノから遠のいていた「栄伝亜夜」


完璧な技術、音楽性を持ち、

音楽の新しい未来を目指す「マサル・C・レヴィ・アナトール」


多くの天才コンテスタントが、第1次、第2次、第3次、

そして本選を争う壮絶な闘い。


音楽界を揺るがす存在を前に、

先人たちは、驚愕し戸惑う。

しかし、誰もが彼に惹かれ、引き込まれていく。


彼の演奏は、気弱になっていた亜夜に絶大な影響を与える。

演奏を通じて見える世界、

辿り着く音楽の極地の共有。

選ばれた者に課された音楽の伝承と、

これからの切り開く未来。


音楽界への挑戦状。

彼は、最高の「ギフト」と化す。



nice!(12)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:
前の10件 | - 作家あ行 ブログトップ