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ヨーレのクマー 宮部みゆき [絵本・児童書]

ヨーレのクマー
作: 宮部みゆき
絵: 佐竹美保
出版社: KADOKAWA
価格: ¥ 1,620
発売日: 2016/11/21


宮部みゆきさんの「悲嘆の門」の作中作の絵本です。

切なく、悲しい結末に、
思わず、どこかに救いがないか読み返してしまいました。



クマーは、体が透明なかいじゅうです。

山を守り続け、悪いかいじゅうを追い払ってきました。

ある時、悪いトカゲを追い払ったとき、
大事なつのにけがを負ってしまいました。

それから、体が透明ではなくなり・・・


人々は、クマーを怖がりました。

見た目が、悪いかいじゅうと同じなのです。

悲しいかな、水の底へクマーは沈んでいきます。


本当のクマーの事は、

誰も知らないままです・・・・。



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変身 東野圭吾 [作家は行]

変身 (講談社文庫)
著者: 東野圭吾
出版社: 講談社
価格: ¥ 659
発売日: 1994/06/06


かなり前の東野さんの作品です。
読みやすいので、旅のお供に最適です。


平凡で優しい性格の成瀬純一が、
ある日、強盗から女の子を守り、頭に銃弾を受けた。

助かる見込みがない中、
脳の一部移植が行われ、九死に一生を得る。

順調に回復していくと誰もが思っていた。

しかし、徐々に自分が自分でなくなっていく感覚に、戸惑う。
優しかった純一が、狂暴になっていく様子を、
恋人である恵は、信じたくなかった。

このまま、移植された脳に支配されていくのか・・

移植された脳は、誰のものだったのか。

自分はこの先、どうすればいいのか。



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青森県立美術館 [日記]

先週、息子が住む弘前へ行ってきました。

今回は、「津軽フリーパス」を使い、青森県立美術館
太宰治記念館「斜陽館」、そして岩木山神社に行ってきました。


青森県立美術館は、何度か行っているのですが、
今回、シャガールのバレエ「アレコ」の背景画全4作品が
揃ったとのことで、勇んで観に行きました。

第1.2.4幕は美術館所蔵なのですが、
第3幕が、フィラデルフィア美術館から借用展示されています。
幅15mの巨大な画が、ホール4面に展示されている姿は壮観です。
中心の椅子に座り、順に見渡していると、
しばらく時を忘れます。

奈良美智さんの作品も、今回の楽しみでした。
有名な8.5mもある巨大な「あおもり犬」に、
更に屋外の六角堂に出来た「森の子」
屋内にもたくさんの作品があり、大いに魅了されました(*^^*)

012 (225x300).jpg
「あおもり犬」奈良美智

007 (225x300).jpg
「森の子」奈良美智




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すきになったら ヒグチユウコ [絵本・児童書]

すきになったら
作: ヒグチユウコ
出版社: ブロンズ新社
価格: ¥ 1,512
発売日: 2016/09/14


せかいいちのねこ」や「ふたりのねこ」など
個性的な画と世界観が素敵なヒグチさん。

素直な「好き」を、表現しています。

豊かなワニの表情が、無言であっても、
雰囲気に味を添えています。

今回は、比較的普通かなと思いきや、
最後に、ヒグチさんワールドが。(*^.^*)



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騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 村上春樹 [作家ま行]

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編
著者: 村上春樹
出版社: 新潮社
価格: ¥ 1,944
発売日: 2017/02/24
発売日: 2017/02/24


「騎士団長殺し」の画が導き出した世界の環.

死期が迫る作者・雨田具彦の無念を解消させようと
操られるがごとく、その環に巻き込まれる。

画を媒介に次々に現れるメタファーなるもの。

光は影、影は光

無と有の境界で、見たものとは・・・・


現実に、もう一つの世界は、
繋がりあい、不確かな、しかし強固な感覚を運んでくる。

自分の中で、信じ続けられるのなら、
それは確かな事なのである。



「1Q84」を思い出しました。
世界観に通じるものがあって、
独特なワールドに引き込まれます。
現実の世界のリアルさと、非現実的な世界が、
立体と平面のようで、相反するものとして捉えられる反面、
日常に必然的に取り込まれていく様で、
その境目が凄いと思いました。








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騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 村上春樹 [作家ま行]

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編
著者: 村上春樹
出版社: 新潮社
価格: ¥ 1,944
発売日: 2017/02/24


村上春樹氏の最新作。

「時間を自分の側につけなければならない。」

これまで描いてきた肖像画への気持ち。
突然告げられた妻からの別れ。

歯車がどこかで狂い、
あるべき道が目の前から消えた。

ひとり旅に出る。

頭から離れない「白いスバル・フォレスターの男」

愛車のプジョーが自分の代わりに死んだ。


その後、旧友である雨田政彦の父具彦の家に
住むことになる。

高名な日本画家である雨田具彦。

屋根裏から出てきた一枚の絵画

タイトル 「騎士団長殺し」



一人豪邸に住む「免色」という男からの肖像画の依頼。

何かに導かれるように、起こる奇怪な事象。

深夜の鈴の音。

根源を突き止めるも、
謎のイデア、騎士団長と名乗る
不可思議なものの出現。

底の知れない男「メンシキ」の画を書き進めるうちに、
今までにない程のあふれ出る衝動に突き動かされ、
一心不乱に描き上げた肖像画は、
何物にも代えがたいものになった。

内なる声、奥深く渦巻くものは、
自らの衝動によって、被写体と同化する。


メンシキの次なる依頼。
自分が足を踏み入れてよいのか。

しかし、描きたい気持ちには抗えなかった。

ある少女の肖像画を描き始める・・・・。



静寂の中に、自分の考えを超える出来事。

一人考え、物事を組み立て、検証するも、
全ては自らの範囲を超えたところにある。

受け入れ、再び静謐さを取り戻すことは、
並大抵の事ではないだろう。



「時間を、味方につけなくてはならない。」




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