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あの頃トン子と 城 明 [作家さ行]

あの頃トン子と
著者: 城 明
出版社: 講談社
価格: ¥ 1,620
発売日: 2017/01/18


かなり、あんまりだ。

文章の在り方は、置いておいて・・・。
久々に愕然としてしまう話を読みました。

・・人情的に、いかがなものか。


養豚を営む洋一が、
子豚にトン子と名付けて芸を教えた。
面白がった幼馴染のマナブが、
指導に夢中になってしまい、
トン子は、色々芸を覚え、
「トンコ」「エサ」という言葉も発するようになった。

優秀なトン子は、有名になり、
テレビで紹介されると、人気急上昇。
東京で、活動するまでに・・。
しかし、無理をし続けたトン子は、ついに!

その後、田舎に戻り、普通の豚と同じように育て・・・・

?!?!?!





えええ。
放っりっぱなしかい。

トン子が可哀想過ぎる。


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羊と鋼の森 宮下奈都 [作家ま行]

羊と鋼の森
著者: 宮下奈都
出版社: 文藝春秋
価格: ¥ 1,620
発売日: 2015/09/11


2016年本屋大賞受賞作品。

情景が目の前に浮かび上がる感覚で
物語に引き込まれます。


森の静謐さと生命の息吹、自然の力強さ、
研ぎ澄まされた音・・・。

音は、自然との対話・・・

森の中にいると、自由を感じる。

ある日、学校のピアノに調律師を案内した事がきっかけで、
平凡な僕に、未来への希望が見えた。

その調律師は、素晴らしかった。
いつか、いつか僕も、その音を作りたい。

調律師養成の学校で勉強をし、
あこがれの調律師である板鳥氏のいる江藤楽器就職した。

先輩の柳さんに付いて、調律を学ぶ。
様々な試練、挫折を繰り返す。

どうしたら上手くできるのだろう。

ある双子の女子高生のピアノの調律が、
後の僕の進むべく道を教えてくれた。

ピアノの個性を見つめ、
弾く人の特性を考慮し、
能力を発揮できるように、音を作り出す。


音は、奏でる者の心を浮かび上がらせる。




ピアノ演奏の素晴らしさを支える調律師。
音に対して、これほどまでに深く関わりあっているとは、
正直、知りませんでした。
私も、昔ピアノを習っていましたが、
ピアノに対しての強い思い入れはありませんでした。
何十年も調律されていない実家のピアノが
かわいそうになりました。(--,)





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札幌時計台 [日記]

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先日、札幌時計台に行ってきました。
一度も中に足を踏み入れたことがなかった時計台。
何度も通り過ぎるだけだったこの国指定重要文化財に、
この度、入ってみました。

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旧札幌農学校演武場の様々な展示物が
並べられていました。

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2階にはホールもあって貸出もされているようです。

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改修されてきれいに整えられていましたが、
木造独特な田舎の匂いというか、
昔のはあちゃん家のような独特な
懐かしい香りがしました。

街の真ん中では珍しい、
貴重なひと時でした。

普段は観光客で混雑しているのでしょうが、
大雨の時は、空いているようです(*^.^*)



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つまんない つまんない ヨシタケシンスケ [絵本・児童書]

つまんない つまんない
作: ヨシタケシンスケ
出版社: 白泉社
価格: ¥ 1,404
発売日: 2017/05/17


単行本は5月17日発売です。
今回、雑誌MOE4月号付録で読みました(*^.^*)

ヨシタケさんのもしもワールドに、
またしてもどっぷり浸かってしまいました。



子どもが感じる「つまんない」の気持ち。

大人は、「つまんない」って思わないのかな・・。

何がつまらなくて、どうすればつまらなくなくなるのかな。

色々、考えて、試して、見て、聞いてみた。


つまんないことを考えている時、

・・・・あれ、ちょっと面白いかも。






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希望荘 宮部みゆき [作家ま行]

希望荘
著者: 宮部みゆき
出版社: 小学館
価格: ¥ 1,890
発売日: 2016/06/20


誰か」「名もなき毒」「ペテロの葬列」に続く杉村三郎シリーズです。

ドラマで観た「名もなき毒」「ペテロの葬列」の
杉村役・小泉孝太郎氏が
ずーっと頭の中で登場していました(^。^;)

ただ事件を解決に導くだけではなく、
杉村氏や登場人物、事件の深底に人間味があるところが、
この小説の魅力だと思います。



杉村三郎は、家族も仕事も失い
実家に戻り生活する中、
以前、数々の事件に巻き込まれていた(引き寄せていた)経歴が、
地元の探偵事務所の目にとまり、
ある事件に関わることになる。

その後、地元から離れ、
単独で東京に探偵事務所を構えることになった杉村。
やはり事件を呼ぶのか?!依頼が舞い込む。

事件を解決する上で大切な事。
関わりのあるすべての人たちの思惑、希望、心情を把握する。
言葉の裏に隠された本当の意味を解明するために、
杉村は持ち前の洞察力を発揮する。

今回も、難事件を次々に解決に導いていく。



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デリカシー体操 ヨシタケシンスケ [文学以外]

ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操
著者: ヨシタケシンスケ
出版社: グラフィック
価格: ¥ 1,296
発売日: 2016/03/07


ヨシタケさんいわく、
「日常のさりげないひとコマを独特の角度で切り取ったスケッチ集。」

まさに、頭に思い浮かんだものを、
メモするように描く。

実際、起きている事に対しても同様。

何気ないワンシーンも、
ヨシタケさんにかかれば、突き詰められ、
哲学的になっていく。

人間としての、生理的な面や理性、
どうしようもなく切ない時、
割り切らなければ、生きていけない人間の心情が、
画からひしひしと伝わってきます。

隠さずに見せることで、
ご自身が言われている「私は、メンタルがとても弱く、
ちょっとしたことですぐ心が折れる」
そういう多数の人たちに、
それでいいんだよと、
伝えてくれているのかもしれない。

心の根っこの部分は、
少なからず、みんな弱い部分を持っている。

共感してしまう私も、
メンタルは弱い方だと思う。





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東京會舘とわたし(下)新館 辻村深月 [作家た行]

東京會舘とわたし(下)新館
著者: 辻村深月
出版社: 毎日新聞出版
価格: ¥ 1,620
発売日: 2016/07/30


愛され続けた東京會舘。
平成二十七年一月三十一日、
最後の営業日を迎えた。


両親への反骨精神で突き進んできた作家への道。
念願叶い今、この東京會舘に再び立つ。

直木賞受賞式の会場であるこの東京會舘。

子どもの頃に連れられてきた苦い思い出以来のこの建物は、
こうして達成感の元、晴れ晴れしく、
あの時と変わらない趣きで、僕を迎え入れてくれた。

そして、僕は東京會舘の歩んできた道を、
今、小説家として、綴り残そうとしている。



東京會舘が立て替えられてからも、
人々は、建物に敬意を払い続けた。

越路吹雪さんのエピソードは、
大スターの心情を静かに表した貴重なものだ。

そして、東日本大震災を経験する。


様々な出来事が起き、
人々の心は、揺れ動く。

歴史とともに、歩んできた東京會舘。

関わったすべての人たちの、
心の拠り所としてあり続けたことは、
いつまでも、貴重な思い出として
残り続けるのだろう。



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東京會舘とわたし(上)旧館 辻村深月 [作家た行]

東京會舘とわたし(上)旧館
著者: 辻村深月
出版社: 毎日新聞出版
価格: ¥ 1,620
発売日: 2016/07/30


大正十一年、
丸の内に誕生した国際社交場である東京會舘。

時代の変遷とともに、
様々な人たちが通り過ぎて行った。

海外ヴァイオリニストコンサート
灯火管制下の結婚式・・

戦前戦後の凄まじい状況の変化。
それでも、この建物はその場に建ち続ける。

會舘に携わる素晴らしい貢献者たちの活躍が
あったがゆえに、
格式高い東京會舘がある。

いつの時代も愛され続ける所以である。

大正十二年~昭和三十九年までのエピソード



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武士道ジェネレーション 誉田哲也 [作家は行]

武士道ジェネレーション
著者: 誉田哲也
出版社: 文藝春秋
価格: ¥ 1,620
発売日: 2015/07/30


誉田氏の青春小説「武士道シリーズ」
武士道シックスティーン 」「武士道セブンティーン
武士道エイティーン」に続く作品。

あれから六年、磯山も早苗も大人になった!

桐谷道場は、
磯山香織の今後に関わっていく。

武士道とは。。

桐谷道場の玄明先生の信念を、
引き継ぐ為に、磯山が学ぶ「シカケ」と「オサメ」
新婚の早苗の夫・沢谷が師範から学んだものを、
彼女に教え込む。


守りたいもののために、

相手より圧倒的に強くて、

でも暴走しない、冷静な力を持ち、

相手を傷つけることなく、

暴力のみを封ずる。


信念と技量が備わったとき、

真の継承者に通じるのかもしれない。


男勝りで竹を割ったような性格の磯山。
我が道を突き進んでいく。
昔からのライバルであり親友である早苗との
絶妙な掛け合いが、ユニークでクスリと笑えます。

と共に、感動する場面もあり・・で、
面白い小説でした。

完結?
続編あり?



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